呉念庭の2022年の評価をしたいと思います。
成績
一軍
打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 盗塁死 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 失策 |
.227 | 94 | 301 | 260 | 59 | 9 | 1 | 5 | 28 | 25 | 54 | 37 | 1 | 0 | 3 | 2 | 0 | 3 | .322 | .327 | .649 | .292 | 6 |
二軍
打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 盗塁死 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 失策 |
.236 | 21 | 89 | 72 | 17 | 2 | 0 | 0 | 6 | 9 | 16 | 15 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | .371 | .264 | .635 | .200 | 1 |
評価
今季の呉念庭は昨季に比べて低迷しました。
打率が低いですよね。
本塁打も昨季と比べて半分です。
今季は一本立ちすると思いましたけど無理でしたね。
新型コロナウイルス感染で調子を崩した印象です。
無症状だったら良かったですけど、発熱と倦怠感が出てしまったのがね。
コメント 返信に期待しないで下さい。
来年の鍵になるのは、この呉念庭選手です。規定打席不足ながら出塁率、得点圏打率で一定のレベルにあるので、彼が3割、15本塁打を放てば3番打者として起用出来ます。最低でも2割7~2割8分、10本塁打を放って欲しいです。
課題は1年間を乗り切る体力を付けること、サード守備を上達させること、スイングの力を付けること、この3つです。骨と牙から、外崎・源田のトノゲンコンビのチームに移行するのですから、呉にサードを務めてもらうしかありません。個人的にはサードは長谷川信哉選手一択ですが。
松井監督がどういうチーム構想を描いているのか、展望が見えません。近藤選手の件は宝くじの高額当選が外れただけですから、悔しいですが仕方ないです。
私が監督なら、1番は源田選手、2番は外崎選手です。森選手が抜けた3番をどうするかです。その候補として、呉選手を私は薦めたいのです。そして4番山川(本人の性格とは言え緊張感の無い態度は好きでは無いですが、あと1年働いてもらわないと困ります。)5番に例えば前巨人のポランコ外野手を獲得する。(スタメン・レフトで起用、守備固めを金子侑司選手)、6番にDHで中村選手、栗山選手、陽川選手をコンディションを見ながら入れる。7番にセンター蛭間拓哉外野手、8番ライトで愛斗選手、9番キャッチャー・古賀悠斗選手といった構想をします。現状で1番を任せられる打力、出塁率、走力を持つのは源田選手でしょう。
この構想では6番打者が弱いので、ポランコ選手に加えて外国人野手をもう一人獲得する必要があります。中村、栗山、陽川選手を代打できよう出来れば作戦の幅が広がります。山川選手をDHにして、高木渉選手をファーストで起用し続けるのも手です。
色々な選手を話題作りに名前を挙げるのでは無く、具体的な方針をおおよそ示した上で、自主トレ時にこれをやってきて欲しいという事を指示しなければ監督としては無能です。
外国人選手にユーテリティは不要で、カブレラ、マクレーンくらいの守備下手でも良いので、30本打てる選手を2枚獲得することです。まずポランコ選手を確保して、もう一人右打ちの大砲です。4番につなぐ3番打者として呉選手を位置づければ良いのです。
イメージとしては呉選手には松井監督が活躍した当時の髙木大成選手のような働きをして欲しいです。渡辺GMにはとにかく大砲を2人という要望をしないと駄目です。ユーテリティは日本人で平沼、児玉選手がいるので不要です。
若林選手が復帰では無く、機動力が復活するにはまだ時間が掛かるので、現状1番は源田選手、2番は外崎選手で戦うしかありません。4番は悲しいかなFA移籍する気満々の山川選手しかいません。そうすれば、3番の適性があるのは呉選手しかいないでしょう。近藤選手に比べれば、3段階くらい下の下位互換ですがいないなら仕方ないです。
松井監督は1番打者に悩んでいるという弱気メッセージでは無く、現有勢力でどう戦うか戦略を練り、選手に対してもファンに対してもメッセージを発して欲しいです。1番打者に悩んでいることを情報発信するのでは無く、悩むなら平石ヘッドコーチに相談して下さい。平石氏が具体的な提案が出来ないなら、宮本慎也氏をヘッドコーチに招聘して下さい。内野守備走塁の指導が出来ないなら、松井監督の背番号7の後継者だった片岡易之氏を一軍内野守備走塁コーチにして下さい。
いないなら、いるメンバーで戦う術を見つけないといけません。悩んでいるだけで具体的な提案、采配ができないなら辞任してもらうしか無いです。ただ、3番打者という問題については、呉選手をスケールアップさせるしかない気がします。
自主トレの内容を指示する監督なんて居ませんよ。
自主トレ期間は監督、コーチは関わる事が出来ないのでね。
監督、コーチが自主トレ内容を指示して、それを選手会が知ったら揉めます。
1番打者の記事は選手へのメッセージでしょう。
「出て来ないと蛭間拓哉を使うよ」という選手に対するメッセージです。
それと同時に「1番打者争奪戦」の開始のゴングを鳴らしたのだと思います。
練習内容を指示することは出来ないでしょうが、減量して欲しい。これを克服して欲しい。といった各選手の来季へ向けての課題を秋季キャンプ、練習の中で指示することは出来るはずです。それを元に各選手は自主トレでどのような練習をすべきか考えてもらえば良いです。
そういった部分が新庄監督や、立浪監督など年の近い監督に比べて弱い気がします。現役時代と変わらない体型を維持している元スター選手じゃ駄目なんです。選手とコミュニケーションを取りながら、自分の作りたいチーム像を実現できるような発信を選手に対してもメディアに対してもして欲しいです。
1番打者問題については、完全な横一線ということは無いでしょう。本当に横一線と言っているなら、無為無策と言われても仕方ないです。里崎氏が以前の動画で言っていたように、実績が異なる以上は横一線なんていうのはただのリップサービスでしょう。蛭間選手が将来的に1番打者になる可能性はありますが、いきなりルーキーで1番打者で活躍してくれというのは酷です。個人的には将来の3番打者を目指して下位打線で起用するというのが無難でしょう。秋山翔吾選手にしても出始めたときは下位打線からのスタートです。上位打線に上げるのは、順調にプロに適応したとしても、早くて夏ぐらいでは無いでしょうか?
今後獲得する外国人選手の評価にもよりますが、現状では、複数年契約で残留した源田選手、外崎選手で1,2番を組み、森選手が抜けた3番に呉選手を入れるのが無難だと思います。5,6番を新外国人選手、7番、8番、9番が蛭間選手を始めとして、若手・中堅野手の抜擢枠にするのが現実的ではないでしょうか。
こんな事を書いたらファイターズファンやドラゴンズファンには悪いですけど、新庄剛志監督や立浪和義監督の真似をしたら駄目ですよ。
両監督は最下位のチームの監督ですからね。弱いチームのやり方を参考にしてもね。
1番打者の競走は特定の数人の選手に向けてです。
蛭間拓哉を使って煽っているだけです。
立浪監督の根尾選手の節操の無い短期間でのコンバートの連続は見る目の無さを露呈しましたが、岡林選手の抜擢は成功しました。もう一人の期待の石川昂弥選手は故障で期待外れでしたが。
新庄監督の優勝を目指さない発言は正直一軍監督として禁断の一言でしたが、松本剛選手の抜擢、清宮選手の減量指令は一定の成果を得ました。
松井監督の言動は、一見言葉は綺麗ながらも明確な意図が無い、栗山英樹監督に近い内容です。複数年契約を結んだ点からして考えても、編成グループとしては源田、外崎の2人を核にしたチームを作っていくことは明確です。「1,2番は源田、外崎を念頭に置いているが、2人を脅かす選手が出てきて欲しい」くらいの事は言って欲しいです。
本来ならば二軍監督から一軍ヘッドコーチになった昨年オフに、この選手をぜひ一軍で使って欲しいと強く押せる秘蔵っ子を育てていなければいけないのに、育てられませんでした。松井監督と比較的タイプの似た川野涼多内野手はむしろ守備力が落ちています。
機動力野球が出来るチームにしたいなら、走塁ミスの目立つ滝澤選手や伸び悩む川野選手に走塁指導をする場面がもっと見られても良い気がします。今年から一軍ヘッドコーチを務めていたにしては、選手の適性理解が足りないように見えます。
辻前監督時代には足りなかった事を、どういう指導で変えていくかと言った部分において、監督としての発信が足りないように思えます。発信しているかも知れませんが、アピールが足りないのかも知れません。
立浪監督や新庄監督は松井監督より年上ですが、現場から離れている期間は長いです。松井監督は5年掛けて監督になるために指導者経験を積んできたはずです。そこをアドバンテージとして、自分の野球観やそれを実現するための方針を打ち出せないのは何とも頼りなく感じてしまいます。
立浪監督や新庄監督は1年目の屈辱と見えてきた弱点を解決するために積極的な動きをしています。もちろん、来季それらが実を結ぶかは不透明ですが、監督として出来ることからチーム改革を進めているのは間違いありません。
現状で1番打者は出塁率と走力のバランスを考えれば、源田選手しかいないでしょう。2番はバントも出来て、源田選手がスコアリングポジションにいた場合は長打も期待できる外崎選手、3番は4番の山川選手の前に出塁も期待でき、昨年のような得点圏打率の高さも期待できる呉選手というのが基本線と考えます。そういった意味では、呉選手に課題であるサード守備を秋季キャンプで強化して欲しかったです。
呉選手に話を戻せば、ファーストの守備については、安定感があります。ただ、打力が今一つなのでスタメンでファーストを任せるのはいかにも破壊力に乏しいです。呉選手がサードのレギュラーを獲るには守備力向上と打力向上、二回目の規定打席達成が欠かせません。最低でも2割7分~2割8分、10本塁打、出来れば3割、15本塁打、それ以上に獲得出来なかった近藤選手と同様に出塁率と得点圏打率で特筆すべき結果を見せて欲しいです。
ヘッドコーチの権限では選手を我慢して使うというのは無理です。
選手を我慢して使う事が出来るのは辻発彦前監督だけでした。
最終決定を下すのは監督です。
松井稼頭央監督がオーダーを考える役割を与えられても辻発彦前監督が好むようなオーダーにするしか無かったと思います。
源田壮亮、外崎修汰の1、2番では駄目だと思っているから1番打者の競走を促しているのだと思います。
個人的にも源田壮亮、外崎修汰の1、2番は駄目だと思ってます。
どうしようもない時は源田壮亮、外崎修汰しか無いですけど、出来れば源田壮亮は9番で起用出来る打線を作らないと今までと一緒です。
最初から妥協して源田壮亮を1番で起用するよりかは競走させた方が良いですよ。